2009年07月21日

今日のおすすめの一冊『アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役』★★★★☆

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■ 稲盛和夫(著)、日本経済新聞社

稲盛氏の著作は、以前から大変気になっていましたが、読んだ
ことがありませんでした。今回やっと、不思議なタイトル
「アメーバ経営」という本を読んでみました。



★★★★☆

<< 仏作って魂入れる経営-生き残りをかけた経営者の智慧とは? >>

エクセレントカンパニーの、有名な創業者、経営者の経営論。以前から
気になっていましたが、今回読んでみました。タイトルが興味を引きました。

1959年当時、京都セラミックを創業した稲盛氏が50年近く経営してきた末に創意工夫の結果、編み出した、さまざまな京セラグループの経営手法が「アメーバ経営」。それぞれが自律した事業、独立採算制をとった独立経営をしつつ、グループ全体として、いかに最高率な運営をしていけるか?への挑戦。

本書では、「創業のこころざし」「経営理念」そして、それを達成する
ための「スピード経営」「リアルタイム管理会計」「事業部制運営」
「リーダーの育て方」を中心に、稲盛氏が「仕組み(仏)」を作って、それをいかにして、優良な企業、人(魂)を入れていくことに腐心してきたか?

が説明されています。特に、事業部制(アメーバ経営)を効率よくまわすための「売り上げ最大化」「コスト最小化」そして、それを管理するための手法が、製造業としての管理会計を中心に述べられています。

経営者視点であることは当然ですが、生き残りのためには、そのつもり
はなくても、従業員がみんな満足できるような判断ばかりではなかった
ことは容易に想像できますが、すべては、創業した企業グループを
勝ち残って、成長させ、永続経営するための心血を注いだ手法であることがよく、伝わってきます。





【目次】

第1章 ひとりひとりの社員が主役
 アメーバ経営の誕生
 市場に直結した部門別採算制度の確立 ほか
第2章 経営には哲学が欠かせない
 事業として成り立つ単位にまで細分化
 アメーバ間の値決め ほか
第3章 アメーバの組織づくり
 小集団に分け、機能を明確に
 市場に対応した柔軟な組織 ほか
第4章 現場が主役の採算管理
 全従業員の採算意識を高めるために
 「時間当り採算表」から創意工夫が生まれる ほか
第5章 燃える集団をつくる
 自らの意志で採算をつくる
 アメーバ経営を支える経営哲学 ほか




【 稲盛 和夫(イナモリ カズオ) 】

1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、
京都セラミツク株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、
97年より名誉会長を務める。84年には第2電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。

このほか、84年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。
毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。
また、若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として、
後進の育成に心血を注ぐ。


posted by 佐倉ごるふ at 23:19| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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